VIVIAN GIRLS 'Share The Joy'

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ヴィヴィアン・ガールズ新作が発売中!



日本には新作発表以降ますます人気のヴィヴィアン・ボーイズというナイスなバンドがいるけど、今日紹介するのは“ボーイズ”でなくて“ガールズ”。世界中のインディロック・ファンを魅了しているブルックリンの素敵女子=ヴィヴィアン・ガールズです。

1stアルバムからずっと購入していたにも関わらず、紹介するタイミングを逃していました。失礼。09年の来日公演も凄まじい状況だったという(場内ギュウギュウだったそうで!)、とにかくホットな3人娘によるお待ちかねの3rdアルバム『シェア・ザ・ジョイ』が先日リリースされました。変わりなくグレイトです。前作からさらにさらにパワーアップしています。

無敵のキャッチーさと60sガールポップを彷彿させるスウィートネスにクラックラせずにいられないローファイガレージポップ。シャングリラスとシャッグスが喧嘩してるような、60年代のケイクやフェミニン・コンプレックスがパンクバンドになったような…要するに、彼女たちはとてもクールなサウンドを鳴らしているんです。

ヴィヴィアン・ガールズでギター&ヴォーカルを担当するキャシー・ラモーン(←ラモーン!!)が大ファンというバート・バカラックの曲「Share The Joy」をタイトルに引用したという新作は、ソングラインティグにおいても、アレンジ面においても、至るところで彼女たちの成長を感じることができる頼もしい仕上がり。中にはバンド史上初の6分を超える曲があったり、GREEN ON RED「Sixteen Ways」のカヴァーが収録されていたり、なかなか面白い展開になっています。データ的なことを付け加えると、本作はウッズのJarvis Tavernier(dr)のスタジオRear Houseで彼自身が録音&ミックスを担当、オルガンやギターでも参加しています。In The Redを離れ、ディアフーフやアソビ・セクスなどが所属するレーベル=Polyvinylへ移籍してのリリース作でもあります。

前作『エヴリンシング・ゴーズ・ロング』以降、ドラマーの交代劇があったというだけでなく(新ドラマーはCoastingのフィオナ・キャンベル)、キックボール・ケイティ(B&Vo)がキャットパワーのGregg Foremanとのバンド=All Saints DayやソロプロジェクトのLa Seraを、キャシーがウッズのKevin Morby(B)とベイビーズ(←間もなく国内盤がリリース!)をやっていたり…コアメンバーであるキャシーとケイティがとにかく音楽活動を精力的に展開。あまり熱心に課外活動を繰り広げる娘たちの姿にファンは「ヴィヴィアンは解散してしまうんでは?!」と噂するようになったほど…らしいけど、結果的にはそこでの経験とそこで培ってきたスキルやセンスが今回のアルバムにすべて注ぎ込まれる格好になったようです。

甘いのにとっても刺激的な『シェア・ザ・ジョイ』。しっかり聴かせながらもデビューから変わらない初々しさが眩しい作品です。ぜひレコ屋でチェックを。ヴィヴィアン・ガールズの世界観を体験したことないという人は最新作から聴いてみるといいかも。




Vivian Girls
『Share The Joy』
Yacca
YAIP-6022
2,100円(税込)
2011年4月3日発売
日本盤にはボーナストラックとして7インチシングル『I Heard You Say 』のB面曲「I Won't Be Long」が収録。
Yaccaのオフィシャルweb


7インチ「I Heard You Say」


私が本作を購入したディスクユニオンでは“オリジナル特典”で“2009年ジャパンツアーLIVE映像収録DVD-R”が付いてきました(確か先着限定の代物)。ラッキー&嬉しい! 09年の来日公演は行けたのに行けなかっただけに本当に有り難い(泣)。

◎おまけ

ケイティによるソロプロジェクト=La Seraの「Devils Hearts Grow Gold」
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