JOAN JETT AND THE BLACKHEARTS"GREATEST HITS"

JUGEMテーマ:音楽


ジョーン・ジェットのベスト盤も忘れずに



昨日のニュースに続いてこちら。ロックンロールが好きなら、映画『ランナウェイズ』に感銘を受けたなら、この作品にこそ注目です。

てわけで、ジョーン・ジェットの『グレイテスト・ヒッツ』。映画『ランナウェイズ』公開に合わせてリリースされたベスト盤です。収録内容は下記の通り。劇中で使用された曲あり、劇中で使用された曲のカヴァー(ランナウェイズを含めたセルフカヴァーも)ありの全24曲(そのうち3曲は日本盤ボーナストラック)。ジョーンのキャリアを総括した作品なので、ジョーン・ジェット=「I Love Rock N' Roll」というイメージのまま止まっている人や映画で初めてランナウェイズやジョーン・ジェットを知ったという人にはてっとり早い内容です。ちなみに「I Love Rock N' Roll」はザ・アローズのカヴァーですけどね。あ、サマソニ09でプレイした曲が多数収録されているし、初めてジョーン・ジェットを観て好きになったという人にも嬉しいラインナップ。この作品からランナウェイズへ遡るもよし、ジョーンのルーツやバックグラウンドを掘り下げるのもよし、ですね。

しかし、数年前取材した時にギターウルフのセイジさんも言っていたけど、「ジョーン・ジェットはカヴァーの選曲に底知れない才能がある」。「カヴァーのチョイスに才能があるってことは、ロックに対するリスペクトや愛がすごく強いってこと」って(←このインタビューは『VAMP!issue3』に掲載されています)。激しく同感です。最近のカヴァー曲「A.C.D.C」も然り、日本盤特典で追加収録された「I Wanna Be Your Dog」もほんとヤバい。スウィートもイギーも嫉妬しそうなくらいカッコいい。ゲイリー・グリッターからスライ・ストーンまで…と意外に幅も広いんですよね。

そして、VAMP!として何気に押さえておきたいのは「アクティヴィティ・ギャル」。日本語表記では「ギャル」になっているけど(分かりやすいから?!)、元々の表記は「Activity Grrrl」、「Grrrl」です。この曲はジョーン・ジェットがビキニ・キルのショーを観た後に書いたものなので、当然“Riot Grrrls”ことが歌詞に綴られています。すでに『ピュア・アンド・シンプル』に収録された曲なので何だけど、VAMP!本誌にもここでも書いたことがなかったし、いい機会なので一応。ちなみに、そののちジョーン・ジェットはビキニ・キルのシングル「New Radio/Rebel Girl」をプロデュース、元ビキニ・キル&ル・ティグレのキャスリーン・ハンナと時々仕事しています(2人が共作した曲は『ピュア・アンド・シンプル』や『シナー』に収録)。

というわけで、映画『ランナウェイズ』と同じようにジョーン・ジェットの生き様が見えてくるようなベスト盤『グレイテスト・ヒッツ』、ぜひ聴いてみて下さいね。

全然関係ないけど、今朝このインタビュー映像を初めて観て泣きそうになりました。

ジョーン・ジェット。ああ、また姐御のシャウトと汗まみれのロックンロールが聴きたい。また来てくれることを願ってます。

01 チェリー・ボム
02 ユー・ドライヴ・ミー・ワイルド
03 スクール・デイズ
04 ラヴ・イズ・ペイン
05 バッド・レピュテーション
06 ユー・ドント・ノウ・ホワット・ユーヴ・ガット
07 アイ・ウォント・ユー
08 アイ・ラヴ・ロックン・ロール
09 ランナウェイ
10 クリムゾン&クローヴァー
11 ドゥ・ユー・ワナ・タッチ・ミー
12 フレンチ・ソング
13 エヴリデイ・ピープル
14 フェイク・フレンズ
15 ライト・オブ・デイ
16 アイ・ヘイト・マイセルフ・フォー・ラヴィング・ユー
17 バックラッシュ
18 アクティヴィティ・ギャル
19 ラヴ・イズ・オール・アラウンド
20 アンドロジナス
21 A.C.D.C.
22 アイ・ラヴ・プレイン・ウィズ・ファイア
23 ドント・アビューズ・ミー
24 アイ・ワナ・ビー・ユア・ドッグ



↑上の文面にも出てきた元ビキニ・キル&ル・ティグレのキャスリーン・ハンナが友情出演してたの、今日知りました(汗)。メインじゃないから全然気づかなかったぜ。


↑ストゥージズのカヴァー、死ぬほどクール! 来月映画も公開されるし、姐さんまた来日しませんかね?


ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ
『グレイテスト・ヒッツ』
VICTOR
VICP-64929
2,520円(税込価格)
2011年02月23日発売
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