BLACKMARKET 'St. Vincent Decor'

ブラックマーケットの2ndアルバムがいい!



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さて、話題をガラリと変えて。本日はひ〜さびさに作品紹介をしたいと思います。今月10日に発売されたばかりのセカンド・アルバムが何てったっていい!――というわけで、ブラックマーケットの新作をピックアップ。

ここで彼らを紹介するのは初めてだけど、過去にアルバムを1枚発表、すでにフジロック参戦&単独来日を果たしているアメリカのグループ。初めて日本へ来たのは何とアルバム・デビュー前、しかもそのステージがまた素晴らしかったそうで、まあ、とにかく早くからひと際注目を集めていた人達なのです。

そんな彼らが4人からトリオ編成になって初めて製作したのが、最新作『セイント・ヴィンセント・デコール』。しょっぱなに飛び込んできたロウなガレージ・ロックンロールで完全にノックアウトされてしまったのですが、本作はいわゆる“ソレ系”のアルバムというわけではありません。キャット・パワーの歌声も聴こえてきそうなメロウな曲もあれば、カート・コバーンが歌ってそうなミドル・チューンがあったり――と楽曲の表情もほんとさまざま。しかも、どの曲もクオリティが高い。

それこそ、ざっくり言うなら、JETのファースト〜セカンド・アルバムを普通に「いい!」と受け入れられた人ならわりとストライク・ゾーンかも? というのも、かく言う私がそうで、本作を聴きながらそんなことを感じた次第です。まあ、ブラックマーケットの方がJETよりも断然オルタナ寄りだし、AC/DCっぽさがあるわけでもありませんが。ただ、歌の良さだったり、こみ上げてくるような激しさと繊細な美しさが同居している感じに通ずる部分は大いにあります。

そんな『セイント・ヴィンセント・デコール』、特別新しい音楽というわけでも、奇抜さや派手さがあるというわけでもないけれど、一度聴いたら耳と心を掴んで離さない“いいメロディ”がたくさん詰まっていますよ。

余談ですが、『セイント・ヴィンセント・デコール』を聴いていたら、偶然そばにいた身内からこんなことを言われました。「ニルヴァーナとか、JETとか、クリアーじゃない“こういうヴォーカル”、アンタ好きだよねえ」。あんま意識していなかったけど、そうなんだそうです。



ブラックマーケット
『セイント・ヴィンセント・デコール』
P-Vine
PCDT-6
2,415円(税込)

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